足利市立美術館

栃木県の足利市立美術館から、展覧会やイベントの情報などをお知らせします。

「アートリンク in あしかが」2017年春の観覧ツアーが行われました

4月22日(土)、足利市立美術館が参加する足利市内の美術館、ギャラリー14施設の組織「アートリンク in あしかが」事務局が主催する、2017年春の観覧ツアーが、「栗田美術館特別観覧会」と銘打って、美術館のご厚意によって普段1,250円の観覧料金を500円としていただき行われました。
 集合時間の午後2時、栗田美術館に集まった参加者は19名。まずは栗田館長から施設の概要について説明を受けた後、庭園から本館へと進み、館長による90分の詳しい解説を受けながらの鑑賞が始まりました。

70428-1

19名の参加者の方たち


70428-2

まずは栗田館長から施設の概要について説明


70428-3

庭園を観覧中

 解説は、伊万里焼、鍋島焼、柿右衛門などの成り立ち、歴史、技法を、目の前の作品に即して詳細に行われ、それぞれの参加者は、説明に耳を傾けながら各階を順にめぐっていきました。

70428-4

70428-5

70428-6

本館での観覧の様子

 さらに、別館に移って特集陳列の「伊萬里金欄手の逸品」展を、解説を請けながら観覧し、90分にわたる観覧ツアーが終了しました。

70428-7

70428-8

特集陳列「伊萬里金欄手の逸品」展を観覧


70428-9

最後に記念撮影


さらにツアーは足利市立美術館へ。特別展示室で行われている、手で触れるブックアートの展覧会「美術館の本棚2017」を観覧しました。


70428-11

「美術館の本棚2017」の観覧中


70428-10

ツアーの参加者でもあった、「美術館の本棚2017」出品者の小林雅子さんによる作品解説


  1. 2017/04/23(日) 09:07:23|
  2. イベント
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「足利市立美術館  イベントボランティア大募集!」

「足利市立美術館
 イベントボランティア大募集!」
足利市立美術館では、
展覧会「江戸へようこそ! 浮世絵に描かれた子どもたち」
(2015年8月15日(土)~9月27日(日))
の関連イベントとして、
9月20日(日)に「美術館で寺子屋秋まつり!」を開催します。

美術館前の広場で、昔の遊びをみんなで体験しようというイベントです。
ベーゴマやおりがみ、あやとりや絵馬づくりなど、
子どもたちと一緒に遊んでいただき、
イベントを盛り上げていただけるボランティアさんを募集しています。

まずは、7月2日(木)18:30~説明会を行いますので
ご興味のある方はぜひ足利市立美術館(0284-43-3131)まで
ドシドシお問い合わせください。
詳しくはボランティアの募集チラシをご覧ください。

50603


  1. 2015/06/03(水) 08:06:14|
  2. イベント
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ゴールデンウィーク初日です

 ゴールデンウィーク初日の4月29日、美術館正面玄関前広場にて、ゴールデンウィークに毎年行われるイベント「あしかがまちなか元気市」が、快晴の中で開催されています。
 子どもの遊び場コーナー、ジェラートなどのショップが並ぶ中、特設ステージでは、ハンドベルグループのミニコンサート、アイドルコンサートなど、様々なイベントが一日がかりで繰り広げらられます。

50429-2

50429-3

市内のハンドベルグループ「こころ」によるミニコンサート


50429-4

子どもの遊び場コーナー



  1. 2015/04/29(水) 13:05:54|
  2. イベント
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「対話型観賞勉強会」が行われました

 11月24日と11月30日の2日間にわたって、現在開催中の「スサノヲの到来 –いのち、いかり、いのり」の出品作品をもとにした、「対話型観賞勉強会」が行われました。
 対話型観賞では、作品の意味や技法、作者に関することなど、美術の知識をもとにして作品と向かい合うのではなく、まずは、何の知識も持たずに一つの作品と時間をかけて向かい合います。そして、作品を観た時の感想やそこから想像されたこと、発見したことなどをもとに、「ファシリテーター」と呼ばれる司会役を中心にして、グループの中でそれぞれの感想や自由な発想を話し、互いに聴き合うといった対話を通して観賞が深められていきます。
 勉強会では、前半はトレーニングとして、多目的ホールで美術館の所蔵作品の観賞・対話を行い、後半は企画展の出品作品を対象に、展示室で作品を鑑賞後、多目的ホールで対話を行うという形式で、担当の学芸員がファシリテーターとなって対話型観賞を実施し、その後参加者による意見の交換会を行いました。第1回は11月24日に、香りをもとにした栃木美保さんのインスタレーション作品「まいか」によって、第2回は11月30日に、42点の木彫で構成された黒須信雄さんの作品「虚裔(うつろのちすじ)」によって、それぞれ制作者自身の立ち会いのもとに行われました。

第1回:11月24日(月祝)
 参加者は、栃木県および群馬県内の学芸員、教員、造形教室の指導者など、近隣で美術教育に携わっている方に、対話型観賞に興味を持つ一般の方を加えた計13名。まずは講座の担当学芸員より、1980年代にニューヨーク近代美術館でプログラムが開発された後に、学校教育用にVTS(ビジュアル・シンキング・ストラテジー)という名称で方法が確立された対話型観賞の成り立ちや、日本に導入された経緯、美術の知識に頼らずグループ単位で対話が行われるなどといった特徴、ファシリテーターの役割をはじめとする具体的な実施方法が、配布資料に沿って説明されました。

 その後、講座の会場である美術館の多目的ホールの壁に、足利市立美術館のコレクションの中から、フリードリヒ・シュレーダー・ゾンネンシュターンが1962年に制作した《おんどりのいる形而上学》を展示し、実作品を前にしての対話型観賞のトレーニングが行われました。
 《おんどりのいる形而上学》は、昨年足利市立美術館で開催された「詩人と美術 瀧口修造のシュルレアリスム展」で特別出品され、今年は板橋区立美術館で開催された「種村季弘の眼 迷宮の美術家たち」でも展示されたシュルレアリスムの名作ですが、対話型観賞では、作品名、作者名、作品の背景などは伏せたまま観賞が行われます。参加者はまず、作品の前に集まり、作品のカラー画像がプリントされたA4大のメモ用紙に鉛筆で、自分が作品から感じたことや発見したことなどを、10分間の制限時間の中で次々に書き込んでいきます。その後約30分、美術館の展示室で対話型観賞を実施しているという想定のもと、作品を目の前にしての対話が行われました。
 ここでは、男性と女性、人と動物、昼と夜、さらには生と死など、画面に散りばめられた様々な相反する要素について語られたほか、垂直方向の線や曲線をもとにした画面の構図についても触れられ、作品本来の主題に切り込んでいくような、想像力豊かな感想が各参加者から寄せられました。ファシリテーターが参加者全員に作品の感想を話してもらい、参加者同士が若干対話したところで観賞は終了。最後に作品や作者に関する情報が提示され、観賞の振り返りが行われました。

41124-1

41124-2

まずはゾンネンシュターンの作品で対話型観賞のトレーニング


 休憩をはさんで勉強会はいよいよ本番。全員で「スサノヲの到来 –いのち、いかり、いのり」の展示会場に移動し、栃木美保さんのインスタレーション作品「まいか」の観賞に移りました。展示室での鑑賞時間は20分間。参加者は作品のカラー画像がプリントされたA4大のメモ用紙をバックボードに取り付け、鉛筆で感想を自由に書いていきますが、ここでは、任意に持参したカメラで作品を撮影することもできます。
 作品は、天井から多数の細い布の帯を並べて垂らすことで大きな円筒の空間を囲い、その内部に春夏秋冬の各季節の草花が塩漬けされた4つのガラス瓶が設置され、観覧者が自由に蓋を開けることで、それぞれの季節のイメージを感じさせる香りを嗅ぐことができるという体験型のものです。参加者は3~4名ずつ円筒の中に入って香りを体感し、その順を待つ間は、他の鑑賞者が作品の中に入っている光景も含めて、外見から感じたことをメモし、さらにカメラに収めていきます。

41124-3

41124-4

展示室で栃木美保さんの作品を鑑賞


 作品観賞の制限時間となり、多目的ホールに戻って自席に着席。休憩も含めてさらに10分ほどそれぞれ感想をまとめる時間を経た後、ファシリテーターによる司会のもと、30分ほどかけて作品についての対話が行われました。
 この対話では、布で囲われた円筒の中が、神社もしくは結界のような神聖な場所と同じように感じるという感想や、四季の香りによって時間の大きな移り変わりが感じ取られるという感想、作品の細部にわたって作者による手仕事の痕跡が残されているという感想など、様々な意見が聞かれました。
 各参加者が一通り発言した後、制作者である栃木さんが参加者からの質問や問いかけに答えるというかたちの対話へ。原則として作品の情報を伏せて行われる対話型観賞では、制作者自身が加わることは異例です。しかしここでは、作品に対するより深い理解を参加者に体験してもらうこと、観賞の中で得られた様々な感想を制作者フィードバックすることで、今後の制作の参考にしてもらうことなどを目的として、対話型観賞と、展覧会の中で制作者自身が作品を解説するアーティスト・トークとを組み合わせた、新たな観賞プログラムを提案する意味も含めて、あえてこのような形式での進行となりました。そうした中で、「まいか」という作品のタイトルが示すもの、作品の素材に使われた麻の持つ意味、展覧会の大きなテーマであるスサノヲと作品との関わりなど、栃木さんを含めての対話は、この作品の根本的な意味にまでおよびました。

41124-5

41124-6

多目的ホールに戻り栃木さんを交えてのトーク

 
 勉強会の締めくくりは、この日2度にわたって行われた対話型観賞に対する感想や意見、対話型観賞について考えていることを自由に発言し合う意見交換会です。まずは、この日初めて各参加者が自己紹介をし、氏名のほか、勤め先などの所属や対話型観賞の経験の有無、この勉強会に参加した感想などを順に話しました。
 意見の交換では、一点の作品を時間をかけて観賞することや、他の参加者の意見を聴くことの重要性をあらためて実感したこと、自由な発想によって対象作品の新たな魅力が発見されたことなど、対話型観賞本来の利点があす程度達成できたことが語られました。その一方で、ファシリテーターが自己の意見を対話に介入させ過ぎたことや、対話の結論を主導しようとしたことについての指摘がなされ、鑑賞者に対していかなることばで問いかけを行ったらよいか、ファシリテーターは自分自身の意見をどこまで反映させてよいか、観賞終了時に各参加者の意見をどこまでまとめるべきか、打ち解けて自由に発言できるような雰囲気をどのよにしてつくっていくかといった、対話型観賞を実施する中でしばしば取りざたされる問題点が、対話型観賞の経験者を中心に具体的に話し合われました。



第2回:11月30日(日)
 「対話型観賞勉強会」の第2回は、「スサノヲの到来 –いのち、いかり、いのり」の出品作品である、42点の木彫で構成された黒須信雄さんの「虚裔(うつろのちすじ)」を対象にして行われました。13名の参加者の内、前週の第1回から通しで参加された方は5名。近隣の美術館で展示解説や対話型観賞のボランティアをされている方たちなどを含めて、8名の方が新たに加わっての勉強会になりました。
 まずは対話型観賞の説明から。第1回の際に使用した資料に、意見交換会で発言があったことを一部取り入れて改訂したものが配布されました。また、前週の参加者から、最初に自己紹介を行った方が良く、その際に対話型観賞とは無関係の質問の回答もあえて付け加えると、グループに打ち解けた空気ができやすいという意見が出されたことを受けて、前半の対話型観賞トレーニングの前に、「最近行って興味深かった場所」というテーマを加えて順に自己紹介をしてもらいました。
 引き続き、この日一回目の対話型観賞へ。美術館多目的ホールの壁に、足利市立美術館のコレクションの中から、一昨年に開催された「画廊の系譜 ―浅川コレクションと1960~80年代日本の美術―」にも出品された、谷川晃一による1988年の作品《泥水と星》を展示し、実作品を前にしての観賞が行われました。前週と同じく、作品画像をプリントしたメモ用紙に鉛筆で、約10分間それぞれ感想を書き込んだ後、作品の前でトークを開始。ところどころで反復する様々なかたちや模様から想像されること、画面の中で一部だけ確かなかたちをなさずに白い絵具が垂れ下がって描かれた部分の意味や、横方法に素早く塗られた背景など、絵画的な要素から考えられることなどが語られました。さらに、古代でもあり未来でもあるという時代設定や、描かれていると思われる国・地域など、画面から想像される物語へと対話は続きました。

41130-1

41130-2

谷川晃一の作品によるトレーニング


 休憩をはさんで、前週と同じく作品の画像入りメモ用紙と鉛筆、任意でカメラを持って、全員で「スサノヲの到来 –いのち、いかり、いのり」の展示会場に移動。黒須信雄さんの木彫作品「虚裔(うつろのちすじ)」の対話型観賞に移りました。

41130-4

41130-3

展示室で黒須信雄さんの作品を鑑賞


 各自で20分間観賞した後、休憩を兼ねて多目的ホールへ。この日は、参加者が実際に手に取って触れてもらえるように、出品作品と同じシリーズのものを数点黒須さんからお借りしており、展示室での観賞時間の間に多目的ホールに展示。各参加者に、休憩時間に触ってもらえるような方法を取りました。

41130-5

多目的ホールには実際に手に取って触れてもらえる作品を展示


 展示室で目で見た感想と、多目的ホールで実際に手に触れた感想をもって、ファシリテーターが司会となっての対話が始まりました。
 それぞれの感想では、火や水の流れなど、かたちを常に変え続けるもののイメージが語られたほか、未分化の存在からかたちが生まれる瞬間を感じたり、一つ一つの作品が様々な神の姿に見えるという意見が語られました。また、命をつなぐための食物であるパンに見えるという意見や、シュークリームなどのお菓子にも見えるとい感想も寄せられました。
 制作者である黒須信雄さんも加わった後半のトークでは、使う木の素材の違いで作品のかたちも異なってくることや、今回の展覧会で同時に展示された絵画作品との、制作の際の意識の違いなどが、参加者からの質問に応じて語られました。

41130-6

多目的ホールでのトーク


41130-7

トークの後半は黒須信雄さんも交えて行われました


 意見の交換会では、前週でも出た、参加者の意見をどこまでまとめてよいかということに加えて、まとめをすることで参加者に何を持ち帰ってもらえるかなどといった問題提起が行われました、また、参加者がそれぞれの個性やバックグラウンドを出し合って、お互いの意見の違いを楽しむことができる場をつくることの重要性が語られたほか、対話型観賞を実践されている方たちを中心にして、大人と子ども、中高生など、年齢やグループの性格の違いに対していかに方法を変えていくかといったことなどが話し合われました。

 最後に、今回の講座の担当学芸員から、対話型観賞のファシリテーター役を順に替わりながら務めるなど、方法を発展させながら、来年以降も各企画展の中でこの勉強会を続けていく予定であることが発表され、今後の再会を約束して、2日間にわたる「対話型観賞勉強会」が終了しました。





 
 



  1. 2014/12/01(月) 22:49:00|
  2. イベント
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

写真撮影講座「名草の巨石群を歩く」が行われました

 11月15日(土)、写真撮影講座第3回「名草の巨石群を歩く」が行われました。
 名草の巨石群は、足利の市外から車で北に15分ほど向かった山間にあり、巨石が連なる奇景として知られる場所です。まず参加者は、入口にある厳島神社鳥居前の駐車場に集合しました。ここから巨石までは、杉の深い森林の山道を10分ほどひたすら登ります。この日は快晴。森の中にところどころ差し込む陽光に照らされた景色に、参加者のカメラが向けられます。息を切らして厳島神社本宮鳥居に到着。境内も巨石が積まれていますが、まずは本宮を迂回して、その奥にある巨石群を目指し、さらに細い急坂の山道を進みます。
 ようやく巨石に到着。景色の威容さに圧倒され、それぞれシャッターを押し続けました。

41115-1

41115-3


 心ゆくまで撮影をした後、往路とは異なる川添いの細い山道を下って厳島神社本宮へ。ここでも深い森に注ぐ光をカメラに収めながら進んでいきます。

41115-2

 巨石が境内にひしめき合うような奇景の厳島神社に到着。岩を上から見るとその大きさがあらためて実感されます。

41115-4

 ここでこの日の撮影を終え下山の道をたどりました。







  1. 2014/11/16(日) 13:15:42|
  2. イベント
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ