足利市立美術館

栃木県の足利市立美術館から、展覧会やイベントの情報などをお知らせします。

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「おしゃべりしながらの鑑賞会〜銘仙のむこう側を知ってみたい!〜」が行われました

 先頃足利市立美術館で開催された「VIVID 銘仙 ー煌めきのモダンきものー」の中で、11月26日(土)、アトリエmadoとあしかが対話型鑑賞の会による「おしゃべりしながらの鑑賞会〜銘仙のむこう側を知ってみたい!〜」が、高校生から一般の方を対象にして開催されました。
 参加者は当初の定員を大きく超えて30名余り。「着物でお越しの参加者は当日の入館無料」という参加規定のもとに、20名近くの方が着物で来場されるという華やかな鑑賞会となりました。

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30名余の内20名の方が着物で参加されました


 参加者は、まず美術館の多目的ホールに集合。ここでは、足利市内でアンティークの着物や古布、雑貨をあつかう「うさぎや」の大竹麻実恵さんによるレクチャーで、銘仙 の技法の基礎知識のほか、足利の半併用、伊勢崎の併用など、経糸、緯糸の使い方によってそれぞれの地方で織り方の特徴があることなどを、図解の資料で説明を受けました。さらに、主な3つの織り方による銘仙の端布がテーブルごとに渡され、実際に手に触れながら技法の基礎を確認していきます。

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講師とファシリテーターの紹介(左から二人目が大竹さん)


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大竹さんのレクチャーによって、銘仙の端布に実際に触れながら技法や地方ごとの特徴を学びます


 そしていよいよ展示室に移動。予め決められた鑑賞対象の銘仙を順にめぐりながら、ファシリテーター(司会役)ごとに、3つのグループに分かれての鑑賞会が始まりました。たとえば今回の展覧会のメインイメージに使われた銘仙では、「柄がアイヌっぽい」「3色だけとは思えないようなメリハリがある」「男性が着てもよいような力強さ、斬新さがある」「柄のフォルムがマティスの切り絵のよう」「ボブやショートの髪型でも似合いそう」「外国人でも似合いそう」などといったさまざまな感想が、戦時中につくられたという飛行機をモチーフにした柄の銘仙では、「時代背景の必然でこのような柄になったのでは」「金糸を使っいて、戦時の中でのささやかな贅沢が感じられる」「袖の長さが短いので、これは女性用ではなく、子供用にも思える」などの感想が寄せられました。

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展覧会のメインイメージに使われた銘仙を鑑賞中

以下、鑑賞の様子をご覧ください

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 予定されていた40分ほどの鑑賞を終えて全員で集合。ここからは、講師の大竹さんが、鑑賞したした銘仙を中心にして、実物を前にしながら産地の違による技法やデザインの特徴、織り方をもとにした時代ごとの特徴などを、会場をめぐりながらの解説を行いました。さらに解説の後には、日々を通して着物で過ごされれているという京都からの参加者・牧野茜さんによる、着物を着る立場からめた銘仙についての話を全員で聞いて、鑑賞会が締めくくられました。

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大竹さんによるあらてめての銘仙の解説


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牧野茜さんによる銘仙のお話

以下、この日鑑賞した銘仙をあらためてご覧ください

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  1. 2016/12/25(日) 09:41:32|
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