いよいよ、あと10日ほどを残すのみとなった「BIB50周年 ブラティスラヴァ世界絵本原画展―絵本の50年 これまでとこれからー」。本日は、展覧会をみていただいて一番好きだった作品に対して、開幕日よりお一人につき一票を入れていただいてきた「あしかが子ども審査員賞」の投票結果を発表します。
第一位は、144票を獲得た谷内こうたさんの『のらいぬ』に輝きました。この作品は、子ども部門、大人部門いずれも一位を獲得。他の巡回美術館の投票でもそれぞれ一位を勝ち得た作品です。
第二位は、赤花末吉さんの『スーホの白い馬』で108票でした。
第三位は、たしませいぞうさんの『ちからたろう』で100票。
結果としては、一位から第三位まで中間報告通りで、会期を透して着実に票数を伸ばし続けた三作品でした。
以下、全体の結果をご覧ください。
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- 2017/05/19(金) 18:46:08|
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5月13日(土)、「BIB50周年 ブラティスラヴァ世界絵本原画展―絵本の50年 これまでとこれからー」の関連プログラムとして、出品作家の飯野和好さんによるワークショップ「飯野和好とつくってチャンバラ! おっと痛快、絵本の旅すがた ―足利の宿で―」が開催されました。
飯野さんは「ねぎぼうずのあさたろう」でおなじみの絵本作家で、「あさたろう」のモチーフにもなっている江戸時代の旅すがたでの読み聞かせの会も、日本各地で開催されています。今回のワークショップは、この旅じたくを制作して、皆で足利の街をねり歩き、さらに近くの鑁阿寺でチャンバラ合戦をするというものです。
まずは、飯野さんがおなじみの旅じたくに扮して登場。旅の口上の後、自作の「カンカラ三弦」の軽快な演奏に合わせ、浪曲風に「ねぎぼうずのあさたろう」の読み聞かせを披露しました。

満場の拍手に迎えられて飯野さんの登場

まずは旅がらすの口上を


さらに、「カンカラ三弦」の伴奏も軽やかに「ねぎぼうずのあさたろう」の読み聞かせ
いよいよワークショップの開始です。まずは、ボール紙の筒を使って腰に収める刀の刀身とさやをつくります。それぞれのこぎりで一苦労をしながら、筒の長さを切り揃えていきます。


ボール紙の筒を加工して刀の刀身とさやを制作中
ボール紙の筒が切り終わったら、刀身になる部分には銀紙などを貼り、柄やさやになる部分には色紙などを貼ったり絵具で塗ったりしながらオリジナルの装飾をしていきます。


刀とさやを装飾中


着々と刀のかたちができ上がっていきます。
刀の次は三度笠の制作に進みます。まず、60cm四方ほどのボール紙に切り込みを入れて、さらに周囲のかたちをハサミで整えて笠のかたちをつくり、さらに絵などで装飾します。


ボール紙を加工して三度笠のかたちをつくっていきます
笠の裏側に頭を乗せる部分をつくり、あご紐を取り付けたら笠の完成です。


三度笠の完成です
最後に、さまざまな色のビニールに絵を描いてマントをつくったら、いよいよ旅じたくの完成です!



本来ならこの後、皆で足利の街をねり歩き、さらに近くの鑁阿寺でチャンバラ合戦をする予定でしたが、あいにくの雨のため、制作を行った多目的ホールでのチャンバラ合戦となりました。
まずは飯野さんからチャンバラの型の指導を受けます。


この日のワークショップの仕上げとして、チャンバラ合戦を皆で楽しみました。


ワークショップが終わった後は、ミュージアム・ショップに移って飯野さんの絵本へのサイン会となりました。

最後にサイン会となり、一日がかりのワークショップが幕を閉じました
- 2017/05/13(土) 18:13:06|
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ゴールデンウィーク最終日の5月7日(日)、「BIB50周年 ブラティスラヴァ世界絵本原画展―絵本の50年 これまでとこれからー」の関連イベントとして、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を藤城清治さんの切り絵による美しい影絵劇で映像化した「銀河鉄道の夜」のミニ上映会が行われました(藤城清治さんはこの切り絵による絵本でBIB1983の金のりんご賞を受賞しています)。
集まった観客はなんと70名。満員の多目的ホールの中で、大人も子どもも、切り絵と、古く懐かしい雰囲気の音楽とナレーションに浸りながら約50分の上映を堪能していました。


満員の多目的ホールの中での上映会
- 2017/05/09(火) 07:33:56|
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5月5日(金)の子どもの日、「BIB50周年 ブラティスラヴァ世界絵本原画展―絵本の50年 これまでとこれからー」の関連イベントとして、足利市立図書館司書の方による、絵本の読み聞かせが出品作品を中心にして行われました。読み聞かせ14時と15時半の2回、それぞれ40分ほどをけけて実施されました。

一回目の読み聞かせ

この本の中から読み聞かせが行われました

二回目の読み聞かせ(出久根育さんの『あめふらし』)
- 2017/05/07(日) 07:20:22|
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「BIB50周年 ブラティスラヴァ世界絵本原画展―絵本の50年 これまでとこれからー」では、「あしかが子ども審査員賞」と題して、展覧会をみていただいて一番好きだった作品に対して、お一人につき一票を入れていただくイヴェントを5月14日(日)まで開催しています。
展覧会の開幕から3週間ほど。投票の期間はあと10日ちょっとになりました。本日は、今日までのベスト3を中間報告いたします。

現在のトップは、86票を獲得している谷内こうたさんの『のらいぬ』。他の巡回美術館の投票でもそれぞれ一位を勝ち得た作品です。

第二位は、赤花末吉さんの『スーホの白い馬』で6 4票。多くの人が知る名作ですね。

第三位は、たしませいぞうさんの『ちからたろう』で57票。これも普及名作です。
5月14日(日)まで続きます。ご観覧の折にはぜひ投票してみてください。投票の方法は、美術館3階のロビーに設置されてるパネルの各写真の下に、中学生以下のお子さんは備え付けの青いシールを、高校生以上〜一般の方(このたびは大人も投票できます)は金色のシールを、一名様につき一枚お貼りください。
そして結果は、5月19日(金)、美術館内およびホームページなどで発表します。
- 2017/05/03(水) 17:43:46|
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