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足利市立美術館

栃木県の足利市立美術館から、展覧会やイベントの情報などをお知らせします。

イタリア、スペイン、フランス、スイス、ドイツの作品をご紹介します

 「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」の絵本をめぐる展示室の旅は続きます。まずは南欧から。最初に紹介するのはイタリアのベアトリーチェ・アレマーニャによる『途方もなく、ささやかなもの』です。鮮やかさがあるのに落ち着きのある、独特の色使いが感じられます。

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ベアトリーチェ・アレマーニャ『途方もなく、ささやかなもの』© Beatrice Alemagna

 さらに南下してスペインへ。エレナ・オドリオゾーラによる『エグベリアーバスクのクリスマスの風習と歌と物語』です。赤の色使いの独特さがとても印象深い作品です。絵は、日本の1970年代のアンダーグラウンドなコミックをどことなく思い出さます。

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エレナ・オドリオゾーラによる『エグベリアーバスクのクリスマスの風習と歌と物語』© Elena Odriozola

 北上してフランスへ。ベティ・ボーンが2点出品した内の一つ、『四季』です。鮮明な原色の色彩がそれぞれレイヤーのように透けながら重なり合い、それがきわめて洗練されたデザインでページになっています。本の形式も、1mほどのポスターのような大きな紙を折り込んだものが紙のケースに収められたユニークな作品です。

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ベティ・ボーン『四季』© Betty Bone

 さらにスイスへ。カミーユ・ペロシェの『大きな一般的な観念をもつ男』です。工場で動物たちがベルトコンベアに乗せられている、工場から印象的な色彩の赤い液体のようなものがあふれ出しているなど、とて不思議はストーリーに惹きつけられます。

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カミーユ・ペロシェ『大きな一般的な観念をもつ男』© Camille Perrochet

 ドイツは5名の作品を展示しています。ご紹介するのはアンニカ・ジームスによる『擬態の達人 ―サバイバル上手な生きものたち』です。弱肉強食の動物たちの世界を、実にリアルな捕食のシーンの絵をもとに描いた、実にユニークな作品です。

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アンニカ・ジームス『擬態の達人 ―サバイバル上手な生きものたち』© Annika Siems





  1. 2015/05/15(金) 18:53:22|
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