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足利市立美術館

栃木県の足利市立美術館から、展覧会やイベントの情報などをお知らせします。

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絵本をめぐる展示室の旅の最終回です

 「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」をもとに世界の絵本をめぐる展示室の旅は、さらに北に向かい、いよいよ終点です。
 最初にご紹介するのは、エストニアのウルマス・ヴィークによる『アウグスト・タムの日記』。アメリカに移民し波乱に満ちた生涯を送った祖父の一生が、色あせた写真や直筆のスケッチも交え、全編が印象的なセピア色に彩られ、とてもスタイリッシュなデザインの中で描き出されています。

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ウルマス・ヴィークによる『アウグスト・タムの日記』© Urmas Viik


 同じくバルト3国の国、ラトビアのギタ・トレイスによる『トットコ、よちよち、チエパ』は、朽ちかけたような木切れに、黒一色で不思議なキャラクターたちが印象的に描かれています。

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ウルマス・ヴィーク『アウグスト・タムの日記』© Gita Treice


 さらに北上して北欧・フィンランドへ。ニコライ・ティーティネンによる『命のしずく』です。鮮明だけれども深みのある色彩がとても印象的です。

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ニコライ・ティーティネン『命のしずく』© Nikolai Tiitinen


 最後にご紹介するのは、北欧から海を越えて、一気に中南米の太陽の国・メキシコへ。メキシコの作品は、どれも独特の色彩とかたちに彩られています。その中でも特に目を引かれたのが、リチャルド・セラによる『ゼゾッラ』です。「ゼゾッラ」とはシンデレラの別名で、親しみのあるはずの物語が、絵具ではなくコーヒーを使ったセピア色によって、「死」を強く意識させるような激しいタッチで、実に強烈な印象で描き出されています。

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リチャルド・セラ『ゼゾッラ』© Richard Zela

 足利市立美術館での「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」。いよいと明後日閉幕です。





  1. 2015/05/22(金) 21:42:28|
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