今回の吉増剛造展では、300ページを超える内容の濃い図録が制作され、ミュージアム・ショップにて販売されています(税込み価格2,200円)
ここでは、出品作品の画像およびそれぞれの解説に加えて、吉増剛造氏をめぐるさまざまな論考、エッセイが掲載されています。以下、どうぞご参照ください。
「涯テノ詩聲 詩人 吉増剛造展」図録
論考
鶴岡真弓(ケルト芸術文化研究家、多摩美術大学芸術人類学研究所 所長・教授)
「螺旋歌」の「生命循環」―「ケルト渦巻文様」から「イェイツのガイヤー」へ―
今福龍太(文化人類学者・批評家)
罫の訪なひ
江尻潔(足利市立美術館学芸員)
怪物の痛みを痛む者
小林康夫(表象文学論・哲学)
追走・Inochiの地形 ― 剛造さんの「歩行」の原風景をたずねて
稲川方人(詩人)
センゴシの蜃気楼のなかで 吉増剛造小論
川島健二(民俗学)
重ねる旅、下りて行く旅
篠原誠司(足利市立美術館学芸員)
詩人・吉増剛造の旅、声、手
平塚泰三(渋谷区立松濤美術館学芸員)
吉増剛造、凍雲篩雪図に臥遊す
滝口悠生(小説家)
宙空、見る
菊井崇史(本図録編集・詩人)
吉増剛造とフランツ・カフカ「石狩シーツ」から「火ノ刺繍」へ
エッセイ
宮川耕次/矢口哲男/松井輝美/寺本一生/川延安直/原田洋二/平澤広/森田一/奥脇嵩大/森本悟郎/田中教子/工藤正廣
座談会
吉増剛造の軌跡
吉田文憲(詩人)、岸田将幸(詩人)、菊井崇史(本図録編集・詩人)



展覧会にお越しの際には、ぜひ手に取ってご覧ください。
- 2017/11/06(月) 11:49:43|
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