FC2ブログ

足利市立美術館

栃木県の足利市立美術館から、展覧会やイベントの情報などをお知らせします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

『草書で書かれた、川』を紹介します

 『草書で書かれた、川』(思潮社、1977年)では、吉増剛造の故郷である多摩・武蔵野を題材にした長篇詩「老詩人」が巻頭におかれ、そこでは、川の流れのようにゆるやかにこの地の情景が綴られています。この詩集の一篇「八月の夕暮、一角獣よ」で描かれる幻の動物「一角獣」は、現在にいたるまで吉増の詩にたびたび登場する重要なモチーフの一つになりました。また、同じくこの地に生まれて生涯を過ごした彫刻家・若林奮との、1970年代以後30年におよぶ交流も、多摩・武蔵野が出会いの場となっています。

2-71112-1

吉増剛造が1964-81年に刊行した詩集、随筆集の数々 左上から『出発』(新芸術社 1964 年)、 『頭脳の塔』(青地社 1971 年)、 『王國』(河出書房新社 1973 年)、『朝の手紙』(小沢書店 1974 年)、 『『わが悪魔祓い』(青土社 1974 年)、『わたしは燃えたつ蜃気楼』(小沢書店 1976 年)、『太陽の川』(小沢書店 1978 年)、 『青空』(河出書房新社 1979 年)、 『静かな場所』(書肆山田 1981 年)


2-71112-2

『草書で書かれた、川』のタイトルパネルと書籍、代表的なフレーズの壁面レタリング


2-71112-3

「八月の夕暮れ、一角獣よ」原稿と『大病院脇に聳えたつ一本の巨樹への手紙』初出誌書き込み


2-71112-4

吉増剛造詩集『頭脳の塔』が内蔵された若林奮《LIVRE OBJECT》(足利市立美術館寄託)と《無題(I.W.葉ッパの箱)》(個人蔵)


2-71112-5

共同作業として『武蔵野美術』(武蔵野美術大学出版部)に発表された吉増剛造作品と若林奮作品(WAKABAYASHI STUDIO蔵)


2-71112-6

若林奮によるドローイング作品の数々(WAKABAYASHI STUDIO蔵)


2-71112-7

吉増剛造による1970年代撮影のモノクロ写真(手前は『太陽の川』への掲載写真)




  1. 2017/11/11(土) 14:51:51|
  2. 展覧会
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<『熱風 a thousand steps』を紹介します | ホーム | 吉増剛造詩集『黄金詩篇』を紹介します>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://acmoa.blog.fc2.com/tb.php/248-28413608
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。