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足利市立美術館

栃木県の足利市立美術館から、展覧会やイベントの情報などをお知らせします。

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「火ノ刺繍」を紹介します

 本日紹介するのは、最新作「火ノ刺繍」です。「あらためて振り返ると、現代の詩人の中で、吉増さんほど、手で言葉を記すという行為を深めてきた者はいないでしょう。豊かな色彩と文字で記された原稿は、直筆原稿のイメージを越えて私たちを魅了します。さらに近年では、きわめて細やかな文字が記された上からさらにインクなどで彩られたものへと発展してきています。その代表的なものが、今年の夏に「札幌国際芸術際2017」に出品され、今回の展覧会のポスターのメイン画像にも使われている「火ノ刺繍」です。

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2017年の作品「火ノ刺繍」の中の一点(展覧会ポスターに使用)


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「火ノ刺繍」の展示(展示室3)

 この作品のおおもとには、吉増さんが2012年から現在まで続けている、詩人・批評家の吉本隆明さんが記した『日時計篇』などの詩の筆写があります。

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吉本隆明『日時計篇』原稿(日本近代文学館蔵)

 吉本隆明さんが没した2012年より一日一篇ずつ記されてきたこの筆写は、昨年東京国立近代美術館で開催された吉増剛造展でのメインの展示作品「怪物君」を生み、その筆写の濃密な時間は、詩文集『根源乃手/根源乃(亡露ノ)手』の出版(2016年、響文社刊)および、まもなく響文社から刊行される『火ノ刺繍』へとつながっています。

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「根源乃手/根源乃(亡露ノ)手」原稿




  1. 2017/12/01(金) 08:35:32|
  2. 展覧会
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