昨年11-12月に足利市立美術館で開催された企画展 「涯テノ詩聲(ハテノウタゴエ)詩人 吉増剛造展」が、沖縄県立博物館・美術館で6月24日まで開催されています。展示の様子をご覧ください。

まずは展示室入口から

吉増さんによるミラーの切り文字に迎えられます

25mにおよぶ吉増さんの多重露光写真による迫力の展示

1960-70年代のコーナー

1960年代の日記、同人詩誌による展示

『王国』など1970年代はじめの原稿および校正稿

1960-70年代の関連展示として、高村光太郎の代表作《手》(千葉県立美術館蔵)

中西夏之作品など

赤瀬川原平作品(個人蔵)など

中平卓馬作品(東京都写真美術館蔵)

森山大道作品(東京工芸大学写大ギャラリー蔵)


若林奮作品(WAKABAYASHI STUDIO蔵)

1970年代後半御の詩の代表作『熱風』原稿(個人蔵)

1980年代8の詩の代表作『オシリス、石ノ神』原稿

『オシリス、石ノ神』に関連した折口信夫の資料展示(『死者の書』青磁社版自装本および『沖縄神道記』草稿:國學院大學折口博士記念古代研究所蔵、『日本文学の発生序説』原稿:慶應義塾図書館蔵)

柳田國男の資料展示(館林市田山花袋記念館蔵)

南方熊楠の資料展示(南方熊楠顕彰館蔵)

中上健次の原稿(個人蔵)

荒木経椎作品(東京都写真美術館蔵)

1990年代の詩の代表作「石狩シーツ」原稿(北海道立文学館蔵)

「石狩シーツ」に関連して奈良原一高作品の展示(東京都写真美術館蔵)

1990年代の展示のエリア

2000-2010年代の展示のエリア

詩集『ごろごろ』に関連して島尾敏雄、島尾ミホ関連資料(かごしま近代文学館蔵)

東松照明作品(は沖縄県立博物館・美術館)

「裸のメモ」原稿など

長尺銅板打刻S作品と『怪物君』原稿

「詞の傍で」原稿と『怪物君』メイキング映像(映像:テレコムスタッフ提供)

根源乃手/根源乃(亡露ノ)手、……』原稿

『根源乃手/根源乃(亡露ノ)手、……』、『火ノ刺繍』をめぐる展示のコーナー

「火ノ刺繍」」(2017年)

西脇順三郎資料(慶応義塾大学アート・センター蔵)

吉本隆明『日時計篇』原稿(日本近代文学館蔵)

石川啄木原稿(日本近代文学館蔵)と書簡(龍泉寺美術館蔵)

川合小梅《小梅日記》(和歌山県立図書館蔵)


萩原朔太郎原稿(前橋文学館蔵)

良寛作品(良寛記念館蔵)

浦上玉堂作品(福島県立博物館蔵)と川端康成の書(龍泉寺美術館蔵)

松尾芭蕉作品(山寺芭蕉記念館蔵)

与謝蕪村作品(山寺芭蕉記念館蔵)
以下は沖縄県立博物館・美術館のみの特別展示です

「火ノ刺繍」の最新作品





『ごろごろ』制作時に撮影した写真、『ごろごろ』の切り文字、沖縄県立博物館・美術館「ミルクの面」、1000個におよぶ床に敷き詰めたタカラガイによるインスタレーション

沖縄で撮影された多重露光写真

沖縄関連の原稿

伊志嶺隆作品(沖縄県立博物館・美術館)

東松照明作品(沖縄県立博物館・美術館)

吉増さんによる映像作品のブース


吉増さんによるパフォーマンス映像残コーナー


詩の切り文字によるエントランスのディスプレイ

「吉増剛造の詩作をたずねる旅」のコーナー
展覧会の初日の4月27日には、開場時間に合わせてエントランスホールにて開会式が行われました。

開会式での吉増さんの挨拶

開会式でのテープカット
また、開会式に続いて、吉増さんによるアーティスト・トークが、100名近い参加者を集めて、一時間にわたって展示室で行われました。



展示室でのアーティスト・トークの様子
- 2018/05/19(土) 15:09:09|
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